植樹報告パート3 (2008年9月27日)

プロジェクト第3弾「カウラに桜の樹を!」活動内容詳細はこちらです>>

春の暖かい陽射しに迎えられ、今年もまたカウラに桜の木を植えてきました!

今回はIECオセアニアのスタッフだけでなく、ポートスティーブンスエコツアーにご参加いただいた後、「桜の植樹に参加したい」とご連絡をいただいたお客様2名様と共に、計6名での1泊2日カウラ訪問となりました。シドニーから約320キロ車を走らせ、春の訪れを告げる広大な黄色い菜の花畑を眺めながらカウラへと向かいました。

再び「IECオセアニア&ツアー参加者代表」として計3本(植樹番号921・922・923)の桜の苗木を植えることができたことを、スタッフ一同とてもうれしく思っています。IECの桜は昨年までの4本を含め、計7本になり、現在カウラの大地で少しずつ育っています。

2006年に植えた1本目の桜は、まだ小さいながらも元気にかわいい花を咲かせていました。ただ干ばつのためか、例年より花を咲かせている桜が少なく、昨年2007年に植樹した3本は一度植え替えられていました。

年間を通じて雨が少なく、乾燥したカウラの大地では桜の木が育ちにくいため、植樹の時期がとても重要です。今回の桜の苗木は日本庭園の前に一時的に植樹をし、ある程度まで成長した後、最適な時期にサクラ・アヴェニューに移植するという形が取られることになりました。次回以降は、植樹自体を冬限定で行う方向で話が進んでいます。

また、これまでカウラ市が行っていた桜木の管理が日本庭園へと変わりました。厳しい環境の中で、桜の木が少しでも大きく元気に育つために、新しい取り組みが必要とされているようです。

なお、現在積み立て中の寄付金・募金は来年2009年半ば頃の植樹を目標にしています。来年は日豪の友好を願って建設された日本庭園の創立30周年にあたります。カウラ訪問ツアーにご興味がある方はお気軽にお問い合わせください

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今年の桜祭りには日本の芸者さんも来てました

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ネームプレートにはカウラの子どもの名前も入ります

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サクラ・アヴェニュー呼びかけ人の一人ドン・キブラー氏と

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Planted by Tokiko & Middy

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Planted by Sean & Clara

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ツアー参加者代表のお二人

 

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2006年にIECが植えた1本目の桜

(完:植樹報告パート3 - 2008年10月アップデート)