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カウラでの桜植樹

皆様いかがお過ごしでしょうか?
少しばかり遅れてしまいましたが今年のカウラでの桜植樹の報告です!

2006年に最初の1本目、2007年に3本、そして今回新たに3本の桜を
「カウラ桜祭り」に合わせて植樹してきました。この1本$1000の桜の
植樹は、2007年7月1日から2008年6月31日までに我々のツアーに
ご参加いただいたお客様からのツアー料金の一部を積み立てたお金と、
ツアーバス内に設置された募金箱によせられた寄付金によって行われ、
今年は3本の桜を植樹することができました。

今回のカウラの旅は1泊2日。総勢6名で行ってきました。
隊長、トキコ、ショーン、くらら、そしてポートスティーブンスツアーに参加
してくれて、カウラの歴史に興味を持ってくれた特別参加のタケオさん
&ヨウコさん。

朝5時にシドニーを出発し、まずはいつものようにブルーマウンテンズで
小休憩。そしてまたひたすらドライブをしシドニーから西に320キロに
位置するカウラ到着は午前11時でした。


休憩をしたブルーマウンテンズでの桜も見事でした。


カウラまではこんな景色が延々と続きます。


去年は留守番だったショーンも嬉しそうですねぇ。

カウラでは最初に捕虜収容所跡を見て、日本人墓地へ。それから日本
庭園で昼食と散策をして、桜植樹は午後2時から予定されておりました。
通常は「Sakura Avenue」で植樹するのですが、この春先に植樹を
すると、水が少ないために枯れてしまうことが多いらしく、そのプロテク
ションとして今年は日本庭園前に植樹用の場所を設けて、そこに植える
ことになっていました。


これは去年植えた桜です。こんな景色を見ながら育つなんて、この桜も幸せものです。

今年は合計7本の桜が植えられることになっており、日本の高校が3本、
日本の個人の方からの1本、そして我々の3本が植えられたのですが、
今年は植樹20周年記念というふれこみだったので、周りにいろいろな
人に囲まれての植樹になるかと思いきや、案外素っ気なく誰の注目も
浴びるでなく(ほとんどの人は日本からやってきた芸者さん達を追って
いたのです・・・笑)、隊長&トキコで1本、ショーン&くららで1本、そして
タケオさん&ヨウコさんで1本と、この1年間のツアーに参加してくださった
皆様の平和の祈りを代表して桜を植樹しました。


ドン・キブラー氏から植樹証明書を渡される隊長とトキコ。


921番目の桜を植樹する隊長とトキコ。


922番目の桜を植樹するショーンとくらら、でも人々の注目は後ろの芸者さんに・・・・。


923番目の桜を植樹するタケオさんとヨウコさん。


我々も負けじと芸者さん達を交えての記念撮影。


日本庭園内では芸者さん達が日本舞踊も披露してくれました。
30度を超える暑い中、ホントに御苦労さまでした。

この後は宿泊地へ向かいチェックイン、そして着替えてから晩餐会へと
繰り出しました。晩餐会会場はカウラ中心部に位置するRSLクラブ。
隊長がひそかに「Mr. Cowra」と呼んでいるドン・キブラー氏をはじめ
数日前に当選したばかりの新カウラ市長(名前は忘れてしまいました)、
日本側を代表する我らの友人戸倉ケンさんなどがステージでスピーチ
されて、カウラの夜はいつものように静かに過ぎていったのでした。


こんな感じのちょっとまじめな(当り前か!)晩餐会でした。

翌日は朝から慰霊祭が行われ、例年のごとくオーストラリア人墓地で
黙祷し、その後日本人墓地側に移ってこれまた例年のごとくお坊さん
の説法を聴き(これがまた長い説法なんですよ!)、頭上に広がる
青い空を眺めると、ふと頭の中に「日本人捕虜の人たちも、この青空
を眺めていたのかなぁ」なんてふいに考えてしまいました。


こんな感じでオーストラリア人の墓地で4組、そして日本人墓地で4組の代表者が
花輪を捧げるのが慰霊祭です。


毎年このオーストラリア人の修行僧達もお経を読んでくれます。


この岐阜からいらっしゃった神主さんは、彼自身が戦争捕虜であったとのことで、
彼の言葉に隊長は感動しました。暑い中お疲れ様でした!


1つの国には1つしかない「世界平和の鐘」、オーストラリアには
カウラにあるのです。

今、カウラに桜を寄付したいという日本のご夫婦からの問い合わせがあり、
12月に隊長はこの2名を案内してカウラへ行くかもしれません。
7月に日本テレビで放映されたドラマ「あの日、僕らの命はトイレットペーパー
よりも軽かった」が放映されたおかげで、カウラが再び注目されるように
なりました。多くのツアー参加者が事前にドラマのことを知らせてくれ、
また複数の方がドラマのDVDを送ってくれました。

海外旅行が日常的になった最近では、その国の文化や歴史、そして
日本との歴史的な関わり合いに興味を持つ人は決して多くはありま
せんが、我々が「草の根運動」と位置付けている、「カウラでの出来事を
1人でも多くの人に伝えよう」としていることを多くの方が日本に戻って
からも覚えていてくれたことに感謝しています。

そしてまた今年もカウラに桜の木を植樹することができました。
最後になりましたがIECオセアニアを代表しお礼申し上げます。

これまでのコメント

  1. 細田理瑠 :

    こんにちは。
    私の事をご記憶でいらっしゃいますか。
    もう10年以上になりますがご親切にして頂いたお二人のご好意は今も大切な思い出です。
    桜植樹続けていらっしゃるのですね。本当に尊敬致します。
    過去になりますが帰国してすぐ腎盂炎になりまして完治する迄かなりの時間を要しました。
    奥様からアドレスまで頂いていましたのにお礼状すら出せず心よりお侘び申し上げます。
    いつかは私も桜植樹に参加させて頂く機会があればと思っています。
    ところで ケンさんはお変わりございませんか。
    前回は日本の仕事が想定外に廻らず落ち着きのない滞在になってしまい又そのケンさんに精神的な
    ストレスをお掛け致してしまい大変申し訳なく思っています。
    イルカ 砂丘 コアラ初めての事ばかりでイルカの色や砂丘の砂が跡形も無くさらさらとおちてしまう不思議
    が心に残っています。
    とりとめの無い事で申し訳ございません。また近々に参りたいと思っています。

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イルカ・クジラのスペシャリスト
IECのエコツアー

シドニーとポートスティーブンスを年に100往復するイルカ隊長が仕事と趣味について語ります。

似顔絵制作: かでる工房さん

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